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SUMIF関数とは?使い方や検索条件設定の仕方を初心者にもわかりやすく解説!

SUMIF関数を初心者にもわかりやすく解説します。「どういうときに使うの?」「条件指定って何?」といった疑問をここで解消しましょう。特定の条件のみ集計したい時にSUMIF関数を使用すれば、データ集計が効率的に行えます。

SUMIF(サムイフ)関数とは

SUMIF関数は条件に一致するデータのみの合計を求められる関数です。SUM関数を使用すると、指定した値や範囲の合計を求めることができますが、SUMIF関数を使用すると、特定のデータのみで合計を求めることができます。この関数を使用することで、「3月のデータだけを合計する」「Aクラスの点数合計を確認したい」といった集計を行うことができます。

書式 =SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
引数 範囲 検索条件で検索するセル範囲
検索条件 範囲内を検索する際の条件
合計範囲 合計を求めたい範囲を指定

クッキーのみの合計をセル[C20]に求めましょう。

作成する数式	=SUMIF($B$4:$B$16,B20,$E$4:$E$16)

  1. セル[C20]をクリックします。
  2. [数式]タブをクリックします。
  3. [数学/三角▼]ボタンをクリックします。
  4. 一覧を下にスクロールして、「SUMIF」をクリックします。

  5. [関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。

    セル範囲[B4:B16]を参照した直後に「F4」キーを押すと絶対参照になります。セル範囲[E4:E16]を参照した直後に「F4」キーを押すと絶対参照になります。

  6. 引数を設定します。
  7. [OK]ボタンをクリックします。

  8. セル[C20]にクッキーのみの合計が表示されます。
  9. 数式バーに「=SUMIF($B$4:$B$16,B20,
    $E$4:$E$16)」と表示されます。

ほかの商品分類の合計を求めましょう。

  1. オートフィル機能を使用して、セル[C20]に作成した数式をセル[C24]までコピーします。その際、罫線の書式がコピーされないようにします。