OAノウハウ

SUM関数:Excel

Excelで合計を求めるには

Excelではボタンを使って簡単に合計を求めることができます。

SUM(サム)関数

書式 =SUM(数値)
引数 数値 合計を求めたい数値データやセル範囲を指定
  • 連続しているセル範囲
    例)(B4:B6)※「:」は「から」と同じ意味を持つ
  • 連続していないセル
    例)(B2,B4,B6)※「,」で区切る

目標の合計をセル[B9]に求めましょう。

作成する数式	=SUM(B4:B8) セル[B4]から[B8]の値を合計する

  1. セル[B9]をクリックします。
  2. [ホーム]タブをクリックします。
  3. [合計]ボタンをクリックします。

  4. 計算対象となるデータ範囲が自動認識され、点滅する点線で囲まれます。
  5. 同時に、セル[B9]と数式バーに「=SUM(B4:B8)」と表示されます。
  6. Enterキーを押します。

  7. 計算範囲が確定され、セル[B9]に目標の合計が表示されます。
  8. 数式バーに、合計を求める数式が表示されます。

オートフィル機能を使って、セル[B9]に設定した数式を[E9]までコピーしましょう。

  1. セル[B9]をクリックします。
  2. セル[B9]の右下隅「フィルハンドル」にマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形をに変えます。

  3. マウスポインターの形がの状態で、セル[E9]までドラッグします。

  4. オートフィル機能によりセル[C9][D9][E9]に数式がコピーされ、各月の合計が表示されます。

    ※計算結果の代わりに数式をセルに表示しているので、値の書式が解除されています。

  5. セルの数式は上図のように、セル(番地)の列番号がずれて参照されます。

  6. 数式とともに罫線もコピーされてしまうので、[オートフィル オプション]ボタンをクリックします。
  7. 一覧の[書式なしコピー]をクリックします。
    ※セルの中のみがコピーされ、罫線などの書式はコピーされません。

個人別合計をセル[F4]に求めましょう。

作成する数式 =SUM(B4:E4) セル[B4]から[E4]の値を合計する

  1. セル[F4]をクリックします。
  2. [ホーム]タブをクリックします。
  3. [合計]ボタンをクリックします。

  4. 計算対象となるデータ範囲が自動認識され、点滅する点線で囲まれます。
  5. 同時に、セル[F4]と数式バーに「=SUM(B4:E4)」と表示されますが、
    計算対象外のセル[B4]も範囲に含まれてしまいます。

  6. セル[C4]から[E4]をドラッグして、合計を求める範囲を修正します。
  7. セル[F4]と数式バーに「=SUM(C4:E4)」と表示されます。
  8. Enterキーを押します。

  9. 計算式が確定し、セル[F4]に個人別合計が表示されます。
  10. 数式バーに、個人別合計を求める数式が表示されます。

  11. オートフィル機能を使用して、セル[F4]に作成した数式をセル[F8]までコピーします。その際、罫線の書式がコピーされないようにします。