OAノウハウ

エクセルで重複をチェックする:Excel

Excelで重複データを探すには

重複データを調べるには、データが表の中で何個あるかを数えます。

データが1つしかない場合は、重複データではないことになります。2つ以上データがある場合は、それぞれに「印(しるし)」を表示します。

重複データがあるかどうかを「商品名」のデータで調べます。

商品名が重複するデータの[G]列に「★」を表示しましょう。

作成する数式は =IF(COUNTIF($C$4:$C$22,C4)>1,"★","")。① 条件:セル[C4]の商品名が全体の中で1より大きければ($C$4:$C$22,C4)>1) ② 真の場合:「★」を表示 ③ 偽の場合:「空白」を表示

  1. セル[G4]を選択します。
  2. [数式]タブをクリックします。
  3. [論理▼]ボタンをクリックします。
  4. 一覧から「IF」をクリックします。

  5. (IFの)[関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。

  6. [論理式ボックス]内にカーソルを表示します。
  7. [名前ボックス]の▼をクリックし、一覧に[COUNTIF]があればクリックします。
    なければ[その他の関数]をクリックして、[COUNTIF]を検索して挿入します。

  8. (COUNTIFの)[関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。
  9. 同時に「IF」関数の中に「COUNTIF」関数が挿入されます。

  10. COUNTIF関数の引数を設定します。
  11. (IFの引数ダイアログボックスを表示したいので、)数式バーの「IF」をクリックします。

  12. (IFの)[関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。
  13. 論理式のCOUNTIF関数の後ろに「>1」を追記します。

  14. 真の場合と偽の場合を設定します。
  15. [OK]ボタンをクリックします。

  16. セル[G4]に「★」が表示されます。

  17. オートフィル機能を使用して、セル[G4]に作成した数式を[G22]までコピーします。 同じ商品名が2つ以上存在しているものに「★」が表示されます。

※重複データを削除すると、「★」が消えます。

「★」を2件目以降に表示する

前記では、重複データがあった場合、その両方(すべて)に「★」を表示していますが、同じデータの2件目以降から表示する場合は、IF関数の条件式に指定する式を「COUNTIF($C$4:C4,C4)>1」とし、データを数える範囲を一番上の行から現在の行とすることで、重複している1件目には「★」が表示されません。

=IF(COUNTIF($C$4:C4,C4)>1,"★","")