- 急速な技術進化と企業戦略:従来の経営モデルが通用しなくなる理由
- AIと人の共創による新たな価値創造:単なる効率化を越えた競争力の源泉とは?
- 人とAIが共存する未来の経営リーダー像:不確実性の時代に求められる意思決定と適応力
HR Frontline Conference 2025イベントレポート&動画の公開
2025/08/27

2025年、設立40周年という節目を迎えたアデコ株式会社は、
「AIによるディスラプション時代に経営者が人財戦略において“今”すべきこと」
をテーマに、経営者・経営幹部の皆様を対象としたカンファレンス 「HR Frontline Conference 2025」を2025年6月10日に開催いたしました。
会場となった観世能楽堂では、一見対照的なテーマである経営と伝統文化の融合から始まり、人的資本経営、AI活用、多様性の推進など、企業が直面する最新の人事課題に焦点を当て、早稲田大学大学院経営管理研究科早稲田ビジネススクール教授 入山章栄氏、青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授 経営コンサルタント/ 音楽家 松永エリック・匡史氏、株式会社morich 代表取締役兼All Rounder Agent 森本千賀子氏をお迎えし、AI時代における“人間らしさ”の価値を再考するセッションが繰り広げられました。
当日の各セッションの動画と、要点をまとめたイベントレポート記事を公開しております。
ぜひ貴社の人材戦略にお役立てください。
目次
HR Frontline Conference 2025 プログラム
開会のご挨拶
アデコ株式会社
代表取締役
2004年、アデコ株式会社入社。営業職として大型案件の獲得やトップセールスの記録といった実績を残し、早い段階からマネジメント業務に従事。
支社長、エリア長、事業本部長を経て、2018年に同社執行役員ジェネラル・スタッフィング COOに就任。
2022年10月、同社取締役 兼 Adecco Chief Operating Officerに就任。
人財派遣事業およびアウトソーシング事業のブランドであるAdeccoの日本における責任者として、様々な新規事業の立ち上げ、事務派遣就労者のリスキリングの推進、アウトソーシング事業の拡大等を指揮する。
2021年、ロンドンビジネススクール 修士課程(MSc)修了。
2024年4月から現職。
動画はこちらからご覧ください
~開会のご挨拶~
基調講演「AI時代における経営者の意思決定力と組織戦略」
AI時代の経営変革:加速する技術革新に適応する企業・組織と人財戦略をどう築くか
早稲田大学大学院
経営管理研究科
早稲田ビジネススクール教授
慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。
三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008年 米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.(博士号)取得。
同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。
2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。
2019年より教授。専門は経済学。
国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。メディアでも情報発信を行っている。
動画はこちらからご覧ください
~基調講演~
「AI時代における経営者の意思決定力と組織戦略」
特別講演「AIを活用した人材エンゲージメントや定着戦略」
採用難を突破し、「優秀な人材が辞めない組織を作る」ための『未来型人財育成と定着』
- 人材不足を乗り越える「AI×採用」の最前線
- 人材不足がもたらす経営リスクとその本質
- AIを活用した人材エンゲージメントの最適化
- 経営者が考える「採用・育成・定着」の新しい形
青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授
経営コンサルタント/音楽家
1967年、東京生まれ。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。
幼少期を南米(ドミニカ共和国)やニューヨークなどで過ごし、15歳からプロミュージシャンとして活動。
国立音楽大学でクラッシック音楽、米国バークリー音楽院でJazzを学ぶ。
システムエンジニアを経て、コンサル業界に転身。アクセンチュア、野村総合研究所、日本IBMを経て、
デロイト トーマツ コンサルティングにてメディアセクターAPAC統括パートナーに就任。
その後PwCコンサルティングにてデジタルサービス日本統括パートナーに就任しデジタル事業を立ち上げ、
エクスペリエンスセンターを設立し初代センター長を務めた。
2018年よりONE NATION Digital & Mediaを立ち上げ、現在も大手企業を中心にデジタル変革(DX)のコンサルを行う。
2019年、青山学院大学 地球社会共生学部 教授に就任、アーティスト思考を提唱。
学生と社会人の共感と創造の場「エリックゼミ」において社会課題の解決に挑む。
2023年より地球社会共生学部 学部長。事業構想大学院大学 特任教授。学校法人聖ステパノ学園理事。
NewsPicks「THE UPDATE」「OFFRECO.」「New Session」などの番組に多数出演。
ForbesJAPANオフィシャルコラムニスト。
著書に『直感・共感・官能のアーティスト思考』(学校法人先端教育機構)、
『バリューのことだけ考えろ』(SBクリエイティブ)、
『外資系トップコンサルタントが教える英文履歴書完全マニュアル』(ナツメ社)、
監修に『CD付き 実例でわかる! 英語面接完全マニュアル』(ナツメ社)がある。
株式会社morich
代表取締役 兼 All Rounder Agent
1993年、獨協大学外国語学部英語学科卒業、リクルート人材センター(現リクルート)に入社。
転職エージェントとしてCxOクラスの採用支援を中心に、4万名超の求職者と接点を持ち、2,500名超の転職に携わる。
リクルートでは累計売上実績は歴代トップで全社MVPなど受賞歴は30回超。
カリスマ転職エージェントとしてテレビやメディアの出演多数(2012年NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」、
2022年「ガイアの夜明け」・日経新聞夕刊「人間発見」連載等)。
2017年3月株式会社morich設立。
NPO理事や社外取締役・顧問など「複業=パラレルキャリア」を意識した多様な働き方を自ら体現。
日経オンライン・プレジデントオンラインなどの連載のほか、
『1000人の経営者に信頼される人の仕事の習慣』『本気の転職』『無敵の転職』など著書も多数。
2男の母の顔ももち希望と期待あふれる未来を背中を通じて子供たちに伝えている。
動画はこちらよりご覧ください
~特別講演~
「AIを活用した人材エンゲージメントや定着戦略」
パネルディスカッション「AIによるディスラプション時代に経営者が人材戦略において”今”すべきこと」
AIによってビジネスの常識が大きく揺らぐ今、経営者には「人」と「AI」の共存を見据えた人財戦略の再構築が求められています。本バネルディスカッションでは、特別講演を担当いただいた専門家と、アデコ株式会社の経営メンバーを交え、「AIに代替される業務」と「人が生み出す価値」をどう見極めるのか。そして、競争力ある組織づくりのために経営層が”今”取るべきアクションとは何か、について多角的に議論します。

青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授
経営コンサルタント/音楽家

株式会社morich
代表取締役 兼 All Rounder Agent

アデコ株式会社
代表取締役社長

アデコ株式会社
取締役 兼 Country President, LHH Japan
大学卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社。ケリーサービスジャパン代表取締役社長、テンプスタッフ株式会社の海外事業部VPを経て、2014年に転職支援・人材紹介事業の日本責任者としてアデコ株式会社に入社。2023年4月より現職。

<モデレーター>
アデコ株式会社
執行役員 兼 コンサルティング事業本部長
2000年、アデコ入社。BPOサービスのスーパーバイザー(SV)から、マネージャー、センター長を経て、SVの人事制度・教育制度を担当する人事領域へ。その後、「働き方改革関連法案」に伴う派遣社員の無期雇用への転換の推進や同一労働同一賃金の導入への対応といった全社プロジェクトの責任者を歴任。2021年1月より現職。
動画はこちらからご覧ください
~パネルディスカッション~
「AIによるディスラプション時代に経営者が
人材戦略において”今”すべきこと」
閉会のご挨拶

アデコ株式会社
取締役 兼 Country President, LHH Japan
動画はこちらからご覧ください
~クロージング~
イベントレポート記事
各セッション内容を記事にまとめたイベントレポートをご用意しましたので合わせてご覧ください。
ご参加者の声
- AIに任すことと新しい探索による可能性へのチャレンジは、共感します。いかに探索軸に触れるか人事としても旗振りの作戦をしっかり練らないとダメだと気付かされました。
- 経営目線、人事目線で示唆に富む話が多々ございました。特に感情労働の重要性、上流下流の話は印象に残りました。
- 人財の最終判断という部分にはやはり人の力が必要であり、全てAIで機械的に処理をしていては本当に優秀な人財を確保出来ない事が理解できました。
- DX推進とAI活用の違いやAI活用を視野に入れた企業の経営人材戦略で何を議論していくべきかの参考になりました。
- 人材活用についてAIを効果的に使っていく必要性を感じました。自身の会社での実効性を改めて考えたいと思います。
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