ビジネス英語メールの基本 敬辞の使い方を解説
英語のビジネスメールで使う「Dear Sir」などの敬辞をわかりやすく紹介。相手に失礼のない書き出し方を、例文つきでやさしく解説します。

英語で書くビジネスメールの一般的な構成は、敬辞(Salutation)、あいさつ(Greeting)、本文(Body)、末文・結辞(Conclusion and Closing)となります。
QUIZ:青山さんは、ABC Corporationに英語でEメールを書くことになりました。ABC CorporationにEメールを送るのは、今回がはじめてで、ホームページに掲載されている、問い合わせ窓口のメールアドレスに送ります。この場合、Eメールの書き出しにもっともふさわしい敬辞はどれでしょうか。
A. Dear Info,
B. Dear Mr. Smith,
C. Dear ABC Corporation,
D. Dear Sir or Madam,
正解 D
文頭では必ず、冒頭のあいさつである敬辞を用います。今回のように、メールを送る企業の担当者と面識がない場合は、"Dear Sir or Madam,"を用います。面識のない相手に会社として正式な連絡・依頼を行う場合、相手の役職が高いと想定される場合など、よりフォーマルな場合には、"To Whom It May Concern:"を用いるとよいでしょう。
そのほかの選択肢についての解説
A:メールアドレスのアカウントの“Info”(「information」の意味)を引用していますが、特定の人物を指すものではありませんので、敬辞には用いません。
B:今回は、メールを送る相手の名前がわからない、というシチュエーションなので、名前は入ることはありません。
C:間違いやすい表現です。Cの場合、ABC Corporationに在籍する全員にあてたメールということになるため、適切ではありません。
ポイント
通常、敬辞の文末にはコンマ(,)を用いますが、よりフォーマルな場合には、コロン(:)を用いることもあります。
Let’s Practice! 送信相手に適切な敬辞を組み合わせましょう
メールの宛先から送信相手を想定し、適切な敬辞を(A)~(E)より選択してください。
メールの宛先
- To: resume@abc-corporation.comの場合
- To: john.smith@abc-corporation.comの場合
- To: customerservise@abc-corporation.comの場合
- To: victoria.white@abc-corporation.comの場合
- To: corporateaffairs@abc-corporation.comの場合
(A) Dear Mr. Smith,
(B) Dear Ms. White,
(C) Dear Human Resources Director:
(D) To Whom It May Concern:
(E) Dear Customer Service Representative:
回答
1-(C) 2-(A) 3-(E) 4-(B) 5-(D)
※ 5. corporate affairsについて:これは、直訳すると「会社・企業の業務」という意味で、経営に関わる業務を担当する部門名として用いられます。そのため、よりフォーマルな場合に用いる(D)が適当です。