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外国人の方向けに「自転車のルールや交通違反を紹介」|青切符について(2026年版)
外国人の方が日本で自転車のルールに違反(いはん)すると、日本人と同じように罰を受けることがあります。さらに、在留資格に影響する可能性があるため注意しましょう。
2026年4月から、自転車では「青切符(あおきっぷ)」というルールがはじまりました。青切符は、車に乗っている人に使われるルールのひとつでした。
2026年4月からは、青切符のルールが、自転車に乗っている人にも適用されます。日本で自転車に乗る外国人の方は、ルールをしっかり確認しておきましょう。
この記事では、日本で自転車に乗るときのルールをわかりやすく紹介します。自転車に乗るときに、ルール以外で気をつけるポイントも紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
外国人でも日本で自転車に乗って良い?
外国人の方でも、日本で自転車に乗ることは可能です。日本で自転車に乗るために、特別な資格や免許は必要ありません。
自転車のルールを守れば、観光客や留学生、仕事で日本に住んでいる外国人の方も、自転車に乗れます。
自転車は移動するときに便利な乗り物です。日本では、駅に行くときや、お買い物に行くときに自転車が使われます。
自転車が欲しい人は、以下の方法で手に入れることができます。
- 自転車をレンタルできるお店で借りる
- 自転車を売っているお店やホームセンターで購入する
- 中古品ショップで自転車を購入する
- インターネット通信販売(ECサイト)で購入する
日本では自転車に乗るときは、日本の法律や条例で決められた交通ルールを守らなければなりません。
法律とは、国が決めたルールです。条例とは、地域ごとに決められたルールです。自転車に乗る前に、自転車のルールを知っておきましょう。
2026年4月から自転車に対する「青切符(交通反則通告制度)」がスタート
日本では、自転車でルール違反(いはん)をすると、警察に注意されるか、犯罪として扱われるかのどちらかでした。小さなルール違反だと、注意するだけで終わることも多くありました。
2026年4月1日から、日本では自転車に乗る人に対して「青切符(あおきっぷ)」という新しい制度がはじまりました。正しい名前は「交通反則通告制度(こうつうはんそくつうこくせいど)」です。
青切符は、自転車のルール違反を、簡単な手順で処理する仕組みです。
青切符がはじまったことで、今まで注意だけだったルール違反でも、反則金を払う必要がある場合が増えます。
反則金とは、ルールを守らなかった人が払うお金です。
青切符の対象は16歳以上の人です。外国人か日本人かや、在留資格の種類は関係ありません。日本で自転車に乗る16歳以上の人は、すべて対象です。
青切符がはじまった理由は、日本で自転車による事故が増えているためです。特に、歩いている人に自転車がぶつかる事故がたくさん起こっています。
自転車に乗っている人がルールを守らなかったことで、大きな事故が発生しているケースも多くあります。
青切符の制度がはじまったことで、警察はルールを守らなかった人に、簡単な手順で罰を与えられるようになりました。今まで注意だけだったルール違反でも、これからは反則金を払うことがあります。
外国人の方でも「自転車のルールを知らなかった」では済まされません。自転車に乗る前に、交通ルールをしっかり確認しましょう。
自転車のルールの「青切符」と「赤切符」の違いとは?
日本では、自転車は「車の仲間」です。そのため、自転車に乗っているときは、車と同じルールを守らなければなりません。
これまで、自転車の危険なルール違反に対しては、すでに「赤切符(あかきっぷ)」という制度があり、警察の取締りを受けていました。
そこに今回、新しく「青切符」という制度がはじまることになりました。これによって、自転車のルール違反への対応は「青切符」と「赤切符」の2つになります。
「青切符」と「赤切符」は、どちらも自転車でルールを守らなかった人に対して、警察が行う手続きです。しかし、「青切符」と「赤切符」は、手続きの内容が大きく違います。
青切符は、軽いルール違反に使われる手続きです。たとえば、以下のようなルール違反では「青切符」になる可能性があります。
- 信号を守らなかった
- 止まらなければいけない場所で止まらなかった
- スマートフォンを手に持った状態で自転車を運転した
自転車でルール違反をして、「青切符」を受けた人は、反則金を払う必要があります。
赤切符は、大きなルール違反や、自転車で危ない運転をしたときに使われる手続きです。たとえば、以下のようなルール違反では「赤切符」になる可能性が高いです。
- お酒を飲んで自転車を運転した
- 危ない運転をして、事故を起こした
- ほかの車の事故につながるような、危ない運転をした
赤切符を受けたときは、重い犯罪として手続きが進みます。青切符に比べて、厳しい罰を受けることになります。
外国人の方も、日本で自転車に乗るときは、日本の法律で決められたルールを守らなければなりません。
「外国人だから、日本のルールを知りませんでした」や「私は日本に来たばかりだから、自転車のルールを知りません」といっても、許してもらうことはできません。
そのため、自転車に乗る前に、日本の自転車のルールを確認しておくことが大切です。
【青切符】外国人の方が守るべき日本の自転車ルール
自転車にはたくさんのルールがあります。今回は、多くの人が間違えやすい「青切符」の対象になるルール違反を紹介します。
- スマートフォンを手に持ちながら、自転車を運転してはいけません
- 踏切の前では、一度止まって安全を確認しましょう
- 信号を守りましょう
- 道路の左側を走りましょう
- 「止まれ」の標識がある場所では、一度止まって安全を確認しましょう
- イヤホンやヘッドホンをつけて、自転車を運転してはいけません
- 傘をさしながら、自転車を運転してはいけません
- 大きな荷物を乗せて、自転車を運転してはいけません
- 夜はライトをつけて運転しましょう
- ほかの人と並んで走ってはいけません
- 1台の自転車に、2人で乗ってはいけません
- 基本的に、自転車で歩道を走ってはいけません
ひとつずつ、わかりやすく説明します。
1.スマートフォンを手に持ちながら、自転車を運転してはいけません
日本では、スマートフォンを手に持った状態で自転車を運転してはいけません。
自転車を運転しているときに、スマートフォンの画面を見たり、スマートフォンで電話をしていたりすると、大きな事故につながるため、とても危ないです。
スマートフォンを持っていると、安定して運転できません。また、画面や着信に気を取られます。歩く人や車にぶつかる可能性があります。
スマートフォンを手でさわって使いたいときは、安全な場所に自転車を止めてからにしましょう。自転車にスマホホルダーをつけて、地図を確認する場合も、長く見続けないようにしましょう。
2.踏切の前では、一度止まって安全を確認しましょう
日本では、踏切に入る前に、一度止まってから安全の確認をするルールがあります。「踏切」とは、電車が通る場所のことです。
踏切では、電車が近づくと、警報と呼ばれるベルがなります。警報がなっているときは、踏切のなかに入ってはいけません。
日本では、踏切の警報がなっていなくても、かならず一度止まって、周りを確認するルールがあります。これは、踏切が壊れていたり、道が混んでいて線路の上で止まったりする危険を防ぐためです。踏切の前で止まらなかった場合、反則金の対象になるため、注意してください。
急いでいても、踏切の前では、かならず一度止まって、安全を確認してから進みましょう。
3.信号を守りましょう
自転車を運転しているときは、車と同じ信号を見ながら運転します。
日本では、自転車も信号を守る必要があります。赤信号では、かならず止まりましょう。青信号になってから進みます。
黄色信号のときは、もう少しで赤信号に変わります。黄色信号の意味も「止まれ」です。黄色信号が見えたら止まりましょう。でも、急に止まると危ないときは、黄色信号でも進んでも良いと決まっています。
たとえば、急に止まると、うしろからくる車や自転車とぶつかりそうなときは、黄色信号でも進んで良いです。黄色信号のときは、状況を考えて「進む」「止まる」の判断をすることが大切です。
自転車を運転しているときは、走っている方向にある信号を守ってください。
日本では、自転車は「軽車両」といい、車の仲間として扱われます。人が歩いている道ではなく、車が走っている道を使って走りましょう。
でも、車道が狭いときや、車道を自転車で走ると危ないときは、人が歩く道を走っても良いというルールもあります。
人が歩く道を走っているときや、「歩行者・自転車専用」の看板がある場所では、歩いている人と同じ信号を見ながら運転してください。
4.道路の左側を走りましょう
日本の道路では、車や自転車は左側を走ります。道路の右側を走る国から来た人は、間違えないように注意しましょう。
右側を走ると、前から来る車や自転車とぶつかるため、危険です。また、自転車で車道を走るときは、歩道に近い場所を走ります。
なお、車が多くて危険な場所では、自転車で歩道を走っても良いと決まっています。自転車で歩道を走るときは、車道に近い場所を走りましょう。
また、自転車で歩道を走るときは、歩いている人の安全を考えて、ゆっくり走ります。歩いている人が危険なときは、自転車を止めましょう。
5.「止まれ」の標識がある場所では、一度止まって安全を確認しましょう
日本では、「止まれ」の標識がある場所では、かならず止まらなければなりません。標識とは、ルールや注意を知らせるための看板のことです。
「止まれ」の標識がある場所で止まらずに進むと、青切符の対象になり、反則金を払う必要があります。
「止まれ」の標識は、事故が起こりやすい場所に設置されています。「止まれ」の標識がある場所では、一度完全に止まってから、右と左を見て、安全を確認しましょう。
車や歩行者がいないかを確認し、安全だとわかってから進んでください。
6.イヤホンやヘッドホンをつけて、自転車を運転してはいけません
日本では、イヤホンやヘッドホンをつけたまま自転車に乗るときは注意が必要です。大きな音で音楽を聞くと、車のクラクションや踏切の警報、救急車のサイレンが聞こえにくくなります。
まわりの音が聞こえない状態で自転車を運転すると、ルール違反になり、反則金を払うことがあるので注意しましょう。
7.傘をさしながら、自転車を運転してはいけません
日本では、傘をさしながら自転車に乗ってはいけません。傘をさして自転車を運転すると、片方の手だけでハンドルを持つことになり、危険です。
また、風が強い日には、傘があおられて倒れてしまいます。傘をさしていると、前が見えず、歩いている人とぶつかってしまう可能性もあります。
自転車に傘を固定できる道具もありますが、自転車に傘を固定することが禁止されている地域もあります。
たとえば、傘が大きいと、歩いている人に傘があたって危険です。そのため、雨の日に自転車に乗りたいときは、レインコートを使いましょう。
雨が降っていると、まわりが見えにくくなります。地面が濡れてすべりやすくなるため、ゆっくりと走ることも大切です。
8.大きな荷物を乗せて、自転車を運転してはいけません
日本では、大きすぎる荷物を自転車に乗せて走ってはいけません。日本の法律では、長さ190cm、幅60cmまでのものを「普通自転車」と決めています。
たとえば、幅が60cmを超える荷物を積むと、普通自転車の大きさを超えてしまい、違反になります。自転車から荷物が大きくはみ出すと、人や車にあたって危険なためです。
大きな荷物をのせていると、自転車の運転も安定しなくなります。危険な状態で運転して大きな事故を起こすと、罰が重くなるので注意しましょう。
9.夜はライトをつけて運転しましょう
日本では、夜に自転車に乗るときは、ライトをつける必要があります。ライトは前を見やすくします。さらに、ライトをつけていると、まわりの人に自転車が走っていることを知らせることができます。
反対に、夜にライトをつけずに自転車で走っていると、車や歩行者が自転車に気づきにくくなります。大きな事故につながるため、暗くなってきたら、かならずライトをつけましょう。
10.ほかの人と並んで走ってはいけません
日本では、自転車で横に並んで走ってはいけません。自転車に乗って2人以上で並ぶと、道路の幅を広く使い、車が通る道がせまくなります。
歩道を走るときでも、並んで走ると歩いている人の邪魔になります。友だちや家族と自転車で出かけるときでも、少し距離をとって走ってください。
11.1台の自転車に、2人で乗ってはいけません
日本では、1台の自転車に2人で乗ってはいけません。自転車に2人で乗ると、バランスを崩しやすくなります。急なブレーキをかけても、すぐに止まれなくなって危険です。自転車が倒れて、大きなケガをする危険もあります。
自転車が倒れたときに、まわりの人や車にぶつかって、大きな事故につながるリスクもあるため注意しましょう。
こどもが乗るための特別なシートがついている自転車は、対象年齢以下のこどもを乗せる場合は、認められることがあります。
しかし、普通の自転車に友だちを乗せて、2人で乗ることはルール違反です。絶対にやめましょう。
12.基本的に、自転車で歩道を走ってはいけません
日本では、自転車は「軽車両」と呼ばれる車の仲間です。そのため、自転車に乗っているときは、車道を走らなければなりません。
歩道は、歩いている人のための道です。でも、以下のケースでは、自転車で歩道を走ることが認められます。
- 自転車が走っても良いことを示す標識がある
- 自転車を運転している人が13歳未満のこどもである
- 自転車を運転している人が70歳以上である
- 自転車を運転している人が、体に障害をもっている
- 自転車が走る道で工事をしていて、安全に走れないとき
- 自転車が走る道に車が止まっており、安全に走れないとき
- 車がたくさん走っており、自転車で道路を走ると危険なとき
- 車道の幅が狭く、自転車で道路を走ると危険なとき
もし自転車で歩道を走るときは、道路に近い場所で走りましょう。また、歩いている人の邪魔をしてはいけません。
歩道では、危険なときにすぐ止まれるように、ゆっくりした速度で走る必要があります。
【赤切符】自転車でとても危ない交通違反になる行為
日本では、自転車で危険なルール違反をすると、「赤切符」の対象になります。赤切符は、危険なルール違反や事故につながる運転をしたときに使われる手続きです。
赤切符は、青切符より重い手続きです。犯罪として扱われ、罰金や刑務所に入る罰の対象になることがあります。
以下のケースは、赤切符の対象となるルール違反です。
- お酒を飲んで自転車を運転する
- 車や歩いている人の邪魔をする運転をする
- スマートフォンを手に持って使いながら自転車を運転する
- 自転車で危険な運転をして事故を起こす
たとえば、お酒を飲んで自転車を運転すると、危険な運転と判断されます。お酒を飲んで運転することを、日本では「飲酒運転」と呼びます。
お酒を飲んだ状態では、判断力が下がります。歩いている人や車にぶつかって、大きな事故を起こす可能性があるため、日本では飲酒運転に厳しく対応しています。
また、青切符のルール違反でも、大きな事故につながったときは、赤切符になることがあります。
「外国人だから、日本の自転車のルールがわからなかった」では済まされません。かならずルールを守って自転車を運転しましょう。
外国人の方が日本で自転車に乗るときの注意点
自転車のルール以外で、外国人の方が知っておきたい自転車に乗るときの注意点を紹介します。
- 自転車のルールは、地域によって違うことがあります
- 自転車は、防犯登録をする必要があります
- 自転車は、決められた場所に止めましょう
- 青切符の違反でも、危険な運転だと判断されると、重い罰を受けることがあります
それぞれわかりやすく説明します。
自転車のルールは、地域によって違うことがあります
自転車の基本的なルールは、日本の法律で決められているため、日本のどこに住んでいても同じように守る必要があります。
法律とは別に、「条例」と呼ばれる、地域ごとに決められたルールもあるため、注意しましょう。条例とは、国が作るルールではなく、地域の自治体が作るルールのことです。
たとえば、駅の近くや、観光客が多い地域では、自転車を止めて良い場所が厳しく決められています。また、一部の地域では、かならず自転車の保険に入らなければいけないと決められていることがあります。
そのため、自転車に乗るときは、住んでいる地域のルールも一緒に確認しましょう。地域ごとの警察や自治体の多くでは、外国人の方に向けて、自転車のガイドブックを提供しています。日本で自転車を運転する方は、確認してください。
自転車は、防犯登録をする必要があります
日本で自転車を買うときは、防犯登録をしなければなりません。自転車の防犯登録とは、自転車の持ち主を確認しやすくする制度です。
自転車の防犯登録をしていると、自転車が盗まれたときに見つけやすくなります。
自転車の防犯登録は「自転車防犯登録所」でできます。「自転車防犯登録所」の看板がある以下の場所で手続きができます。
- 自転車を販売しているお店
- スーパーマーケット
- ホームセンター
防犯登録に必要なものは、以下のとおりです。
- あなたの名前
- あなたの住所
- あなたの連絡先(電話番号)
- あなたの名前や住所、生年月日を確認できるもの(在留カードやパスポート)
- 防犯登録にかかるお金(600円から800円くらい)
リサイクルショップで古い自転車を購入したときや、友だちから自転車をもらったときも、防犯登録をしなければなりません。前の人の登録が残っているときは、あなたの名前に変えて登録する必要があります。
自転車を防犯登録すると、警察は番号で自転車の持ち主を確認できるようになります。
ほかの人の名前で防犯登録されている自転車に乗っていると、警察に盗んだ自転車と疑われる可能性があるため注意しましょう。
自転車は、決められた場所に止めましょう
日本では、自転車をどこにでも止めて良いわけではありません。自転車を止める場所は「駐輪場」といいます。
駅や歩道、住んでいる建物の入口付近に止めると、ほかの人の迷惑になるため、勝手に止めてはいけません。
駐輪場ではない場所に自転車を止めると、街を管理している自治体や警察に別の場所に移動させられる可能性があります。
自治体や警察によって、自転車が別の場所に移動されると、自転車を返してもらうための書類を作ったり、お金を払ったりする必要があります。自転車を取りに行かず、そのままにしておくと、自転車は捨てられるため、注意しましょう。
住んでいる場所に駐輪場がないときは、以下の方法で自転車を止める場所を探す必要があります。
- 家の近くでお金を払って使える駐輪場を探す
- 自分の部屋に自転車を置く
あなたが住んでいるアパートやマンションに自転車置き場がないからといって、勝手に廊下や建物の入口の近くに置いてはいけません。置いてもいいかどうかは、住んでいるアパートやマンションの契約書を確認しましょう。
また、家のなかに自転車を置く場合は、壁や床を傷つけないように注意しましょう。
青切符の違反でも、危険な運転だと判断されると、重い罰を受けることがあります
青切符は、比較的軽いルール違反に使われる手続きです。しかし、青切符のルール違反でも、状況によっては赤切符のルール違反として扱われます。
たとえば、スマートフォンを見ながら自転車を運転して、人にぶつかりそうになったときは、「危険な運転」と判断されます。
また、交差点で車が走っているのにわざと信号を無視したり、一度停止を無視したりすると、「危険な運転」と判断される可能性があります。危険な運転と判断されると、犯罪として扱われ、罰が重くなるため注意してください。
日本で自転車を運転するときは、自転車のルールをよく理解し、安全に運転することが大切です。
外国人が自転車の交通ルールを守らないとどうなる?
外国人の方が、日本で自転車のルールに違反すると、以下のデメリットがあります。
- 反則金や罰を受けることがある
- 在留資格に影響する可能性もある
それぞれ詳しく説明します。
反則金や罰を受けることがある
外国人の方が、日本で自転車の交通ルールに違反したときの反則金や罰は、日本人が受けるものと同じです。ルール違反をした人の国籍によって、反則金や罰の内容が変わることはありません。
たとえば、青切符の対象になると、反則金を払う必要があります。危険な運転や大きな事故を起こしたときは、犯罪として扱われ、裁判が行われることもあります。
危険な運転や大きな事故を起こすと、反則金だけでなく、逮捕される可能性もあるため注意が必要です。自転車でルール違反したときの反則金の例は以下のとおりです。
| ルール違反の内容 | 反則金の例 |
|---|---|
| スマートフォンを使いながら自転車を運転した | 12,000円 |
| 踏切の前で止まらずに進んだ | 6,000円 |
| 信号を無視した | 6,000円 |
| 道路の右側を走った | 6,000円 |
| 「止まれ」の標識を無視した | 6,000円 |
| まわりの音が聞こえない状態で自転車を運転した | 5,000円 |
| 傘をさしながら自転車を運転した | 5,000円 |
| 自転車に大きな荷物をのせて走った | 5,000円 |
| 夜にライトをつけずに自転車を運転した | 5,000円 |
| 2人で並んで自転車を運転した | 3,000円 |
| 1台の自転車に2人で乗って運転した | 3,000円 |
| 自転車で歩道を走った | 6,000円 |
警察が「危険な運転」と判断したときは、反則金や罰則が重くなることもあります。自転車に乗るときは、安全を一番に考えて運転しましょう。
在留資格に影響する可能性もある
軽い交通違反だけで、すぐに在留資格へ影響するとは限りません。しかし、重いルール違反や大きな事故を起こして、犯罪として処分されると、在留資格に影響を与えます。
たとえば、以下のケースに該当するルール違反は、重いルール違反です。
- お酒を飲んで危険な運転をした
- 自転車で人にぶつかったけど、その場所から逃げた
- 危険な運転で何度も警察に捕まったことがある
犯罪を起こすと、在留資格の変更や更新申請が断られる可能性があります。犯罪の内容が重い場合、強制退去(日本からでなければならないこと)の対応がとられることもあるでしょう。
外国人の方でも、日本に住んでいるなら、日本のルールを守る必要があります。自転車のルール違反を小さな問題と考えず、しっかりと守ることが大切です。
まとめ
日本では、外国人の方でも自転車の運転ができます。特別な資格や免許は必要ありません。しかし、日本で自転車を運転するなら、日本で決められている自転車のルールを守りましょう。
日本では、2026年4月から自転車のルール違反が厳しくなりました。自転車を運転するときでも、車と同じルールを守る必要があります。
外国人の方でも、ルールに違反すると反則金や罰則の対象となります。「外国人だから、自転車のルールを知らなかった」「日本語が難しいから、ルールがよくわからない」といっても、許してもらうことはできません。
大きな事故や違反を起こすと、在留資格にも影響を与える可能性があります。自転車を運転する予定がある外国人の方は、自転車に乗る前にルールを確認して、安全に運転しましょう。
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