【日本の季節行事・イベントまとめ】四季の意味や特徴をわかりやすく解説イメージ

Created at: :

【日本の季節行事・イベントまとめ】四季の意味や特徴をわかりやすく解説

日本には「四季」があり、時期によって気温や風景が変わります。季節行事も多く、日本の暮らしや文化と深く関係しています。

この記事では、日本の四季や、季節ごとに行われる行事・イベントを紹介します。日本に滞在中で、季節行事に参加してみたい外国人の方や、日本の文化を知りたい外国人の方は参考にしてください。

日本の季節行事とは?四季ってなに?

日本の季節は、春・夏・秋・冬の4つに分かれています。この4つをまとめて「四季(four seasons)」と呼びます。季節が変わると、気温や風景も変わります。

春には桜が咲き、夏は暑くなります。秋は涼しくなって紅葉が見られ、冬は寒くなって雪が降ります。

気温の変化は地域によって違いますが、日本の気象庁(Japan Meteorological Agency)では、季節と月の関係を次のように決めています。

季節 期間
春(Spring) 3月・4月・5月
夏(Summer) 6月・7月・8月
秋(Fall/Autumn) 9月・10月・11月
冬(Winter) 12月・1月・2月

季節行事とは、季節の変化や自然の変化にあわせて行われるイベントや活動のことです。

日本の春(3月・4月・5月)に行われる季節行事やイベント

日本の春(3月・4月・5月)に行われる季節行事やイベントイメージ

春は、寒い冬が終わり、新しい生活がはじまる季節です。日本では、会社や学校は4月にじまり、3月に終わるのが一般的です。

特に4月ごろから気温が上がり、草木や桜などの花が咲きはじめます。日本の春に行われる代表的な季節行事は以下のとおりです。

  • 卒園式/卒業式
  • 春休み
  • 入学式/進級
  • お花見
  • ゴールデンウィーク

卒園式/卒業式

日本の教育施設や教育機関では、3月に卒業式が行われます。

保育園や幼稚園では「卒園式」、小学校・中学校・高校・大学では「卒業式」と呼びます。

こどもの成長を祝う日でもあり、卒園式や卒業式のあとに、家族や親戚で集まって食事をすることも多いです。

春休み

春休みとは、3月ごろから4月ごろまでにある休みの期間です。主に教育機関(小学校・中学校・高校・大学)で設けられている長期休暇です。

春休みの期間は、学校や地域によって違います。小学校や中学校、高校では、多くの地域で3月25日ごろから4月7日ごろまでが春休みです。

大学生の場合、2月の終わりごろから4月のはじめごろまでが春休みです。大学の学部(department)によっては、期間が違うこともあります。

学生は春休みの間に、家族で旅行に行ったり、友だちと遊んだりします。高校や大学を卒業した学生が、同じ学校の友だちと思いでを作るために旅行へ行くことを「卒業旅行」と呼びます。

入学式/進級

日本では、4月のはじめごろに入園式や入学式が行われます。入園式とは、こどもが幼稚園や保育園に入るときの行事です。小学校や中学校、高校、大学に入るときは「入学式」と呼ばれます。

入園式や入学式は、多くの場合4月5日〜4月7日前後に行われます。新しい学校や学年のはじまりを祝うための行事です。

幼稚園のこどもが小学校へ進むときや、小学生のこどもが中学校へ進むときは「入学」と呼びます。一方、同じ学校で学年が上がることは「進級」と呼びます。

入園式や入学式は、桜が咲く時期と重なることが多いため、日本の春を代表する行事として知られています。

入園式や入学式には、こどもや保護者が正装で参加します。式のあとに、家族で外食をして小さなお祝いをする家庭も多いです。

お花見

お花見は、3月の終わりごろから4月のはじめごろまで行われる、桜を見て楽しむ日本の伝統的な習慣です。

多くの人が、桜の木がある公園や川沿いに集まり、家族や友だちと食事をしながら桜を楽しみます。

お花見では、手作りのお弁当を持って行ったり、お花見の場所の近くで売られている屋台の食べ物や団子(花見団子)を買ったりして楽しむのが一般的です。

東京の目黒川周辺は、約2,200本の桜の木があります。日本人だけでなく、外国人観光客にも人気の場所です。

また、青森県の「弘前公園(Hirosaki Park)」は、約2,600本の桜が咲く有名な場所で、多くの外国人観光客が訪れています。

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークとは、4月29日から5月5日ごろまで祝日が続く大型連休のことです。ゴールデンウィークには、以下の祝日が入っています。

祝日 祝日の意味 日にち
昭和の日 昭和時代をふり返り、日本の歴史を考える日 4月29日
憲法記念日 日本国憲法(Japanese Constitution)がはじまったことを祝う日 5月3日
みどりの日 自然に感謝し、環境を大切にする日 5月5日
こどもの日 こどもの幸せと成長を願う日 5月5日

日本には「振替休日」という仕組みがあります。振替休日とは、祝日と土曜日や日曜日が重なったとき、次の平日が休みになる制度です。

ゴールデンウィークの間に、祝日と土曜日や日曜日が重なると、その次の平日が休みになるため、休みが長くなることがあります。

会社によっては、昭和の日(4月29日)と憲法記念日(5月3日)の間にも特別な休みを作り、1週間またはそれ以上の長い休みを取ることもあります。

多くの人は、ゴールデンウィークの大型連休を利用して、家族や友だちと旅行に行ったり、実家に帰ったりして過ごします。

日本の夏(6月・7月・8月)に行われる季節行事やイベント

日本の夏(6月・7月・8月)に行われる季節行事やイベントイメージ

日本では、春から夏に変わる途中に「梅雨」と呼ばれる季節があります。梅雨は、気圧の変化により雨が多くなる時期です。

梅雨に入る時期を「梅雨入り」、梅雨が終わる時期を「梅雨明け」と呼びます。

梅雨入りと梅雨明けの時期は、地域や年によって違います。なお、梅雨入りと梅雨明けの変わり目の期間は、平均で5日ほどといわれています。

梅雨が終わると、本格的に気温が上がり、夏になります。夏は、外で行われる季節行事やイベントが多くなる時期です。主な季節行事やイベントは以下のとおりです。

  • 七夕
  • 夏休み
  • お盆
  • プール開き/海開き/山開き
  • 夏祭り/花火大会

七夕

七夕は、毎年7月7日に行われる日本の行事です。七夕は、「織姫と彦星が年に一度会える」という星の伝説をもとにした行事で、星に願いごとをします。

日本では、願いごとを書いた短冊という紙を笹に飾ります。

多くの保育園や幼稚園では、こどもたちが短冊に願いごとを書いて飾るイベントが行われます。また、地域のイベントとして、駅やデパートなど人が集まる場所でも、短冊を自由に飾れる笹が用意されることがあります。

夏休み

夏休みとは、主に教育機関にある長期休暇のことです。夏休みは一般的に7月20日ごろからはじまり、8月の終わりごろまで続きます。

暑さが厳しい時期に学習環境を整えにくかったことが、夏休みのはじまりとされています。夏休みは、部活動や自由研究を通して、こどもの興味や自主性を育てる機会にもなっています。

長い休みの間に学力が下がらないように、多くの学校では宿題や課題が出されます。

多くの家庭や学生は、夏休みを使って海や山へ行ったり、キャンプやバーベキュー、旅行を楽しんだりします。

お盆

お盆は、日本の伝統的な文化や習慣です。お盆は8月13日から8月16日ごろに行われる行事で、この時期は先祖の霊が帰ってくるとされています。

日本ではお盆になると、亡くなった家族の霊を迎えるために、多くの人が実家へ帰り、お墓参りをします。

家族や親戚で集まり、伝統料理や先祖が好きだった食べ物を食べることもあります。また、お盆の時期には、地域でお祭りや花火大会が行われることもあります。

プール開き/海開き/山開き

夏になって気温が上がると、学校ではプールが使われるようになり、授業で泳ぎの練習などが行われます。

学校以外でも、市民が遊べるプールの営業がはじまったり、海で泳げるようになったりします。プールの営業がはじまることを「プール開き」、海水浴場の営業がはじまることを「海開き」と呼びます。

また、夏は山登りの季節です。山登りが安全にできることが確認され、道が通れるようになることを「山開き」と呼びます。標高の高い山は、秋や冬は気温がとても低く、雪が積もるため危険です。そのため、日本の山のなかには、雪がなくなる夏しか登れない山もあります。

たとえば、日本一高い山で有名な「富士山」は、7月のはじめごろから9月のはじめごろまでしか道が開きません。

飛騨山脈は、「北アルプス」と呼ばれる日本でも有名な山の地域です。北アルプスも、7月から10月のはじめごろ以外は雪が積もっていて、初心者には登ることが難しいとされています。

そのため、気温が高くなる夏は、各地で登山をする人が増えます

夏祭り/花火大会

7月〜8月になると、日本各地で夏祭りや花火大会が行われます。夏祭りや花火大会は、神社のお祭りや地域のイベントとして開かれ、多くの人が日本の伝統的な和服である浴衣を着て出かけます。

夏祭りや花火大会の会場の近くには、屋台が出ます。屋台とは、移動できる簡単なお店です。屋台では、たこ焼き、焼きそば、かき氷などが売られています。

夜に行われる花火大会は、日本の夏を代表する風景のひとつです。昔から行われており、規模が大きい3つの花火大会を「三大花火大会」と呼びます。

花火大会が行われる祭りの名前 開催される場所 時期・規模
大曲の花火 秋田県大仙市 時期:8月28日〜30日ごろ
花火:約1万8,000発
観客::約70万人
長岡まつり大花火大会 新潟県長岡市 時期:8月1日〜3日ごろ
花火:2日間で約2万発
観客数:約100万人
土浦全国花火競技大会 茨城県土浦市 時期:11月の最初の土曜日
花火:約2万発
観客数:約65万人〜80万人

三大花火大会のうち、2つは夏に行われます。東京の隅田川花火大会は7月26日〜29日ごろに行われ、約90万人が訪れます。

隅田川花火大会は、1733年から続く伝統ある花火大会です。東京に滞在しているなら行きやすい場所なので、開催の時期に東京にいるなら参加してみるとよいでしょう。

日本の秋(9月)・10月・11月)に行われる季節行事やイベント

日本の秋(9月)・10月・11月)に行われる季節行事やイベントイメージ

日本の秋は暑さが落ち着き、過ごしやすくなる季節です。秋には紅葉や月を楽しむ行事が多く、自然の美しさを感じる時期でもあります。

日本の秋に行われる主な行事やイベントは以下のとおりです。

  • 紅葉狩り
  • お月見
  • 七五三
  • ハロウィン

紅葉狩り

日本では、10月の終わりから11月のはじめごろにかけて、紅葉が見られるようになります。紅葉とは、葉の色が赤や黄色に変わる自然の変化です。

紅葉が見られる季節には、山や公園、お寺や神社などが人気の観光地になります。紅葉は、木や石などの自然素材が使われている日本の建物とよく合います。

お寺が多い京都には、美しい風景を見るために多くの外国人観光客が訪れます。日本では、散歩をしながら紅葉を楽しむことを「紅葉狩り」と呼びます。

お月見

9月の中ごろから10月のはじめごろには、月がきれいに見える「十五夜」という日があります。十五夜に見える月は「中秋の名月」と呼ばれます。

中秋の名月が見られる時期は、年によって違います。たとえば、2026年の十五夜、中秋の名月は9月25日です。

中秋の名月の時期に月を見て楽しむことを「お月見」と呼びます。お月見は、特別なことをするというより、静かに月を見て過ごすものです。

一部の地域では、秋の収穫に感謝してお団子を供える習慣もあります。

七五三

七五三は、11月15日ごろを中心に行われる、3歳・5歳・7歳のこどもの成長を祝う行事です。七五三では、こどもが着物やきれいな服を着て神社へお参りします。

七五三では、お祝いとして、千歳飴という長い飴を贈る習慣があります。

ハロウィン

ハロウィンは、10月31日に行われる行事です。ハロウィンはもともと海外の文化ですが、最近は日本でも広く知られるようになっています。

ハロウィンになると、仮装して街へ出かけたり、イベントに参加したりする人がいます。日本の伝統行事ではありませんが、お菓子をもらったり、仮装をしたりして楽しむイベントとして、特に若い人たちの間で広がっています。

日本の冬(12月・1月・2月)に行われる季節行事やイベント

日本の冬(12月・1月・2月)に行われる季節行事やイベントイメージ

日本では、11月の中ごろから気温が下がり、冬に入ります。地域によっては雪が降りはじめるほど寒くなります。

12月と1月は、1年の終わりとはじまりの時期でもあり、多くの季節行事やイベントが集まる時期です。日本の冬に行われる主な行事やイベントは以下のとおりです。

  • クリスマス・イヴ/クリスマス
  • 冬休み
  • 忘年会
  • 正月/大晦日
  • 雪景色/スノースポーツ
  • 成人式/はたちのつどい
  • 節分
  • ひな祭り(桃の節句)

クリスマス・イヴ/クリスマス

世界的なイベントであるクリスマスは、日本でも広く行われています。12月24日がクリスマス・イヴで、12月25日がクリスマスです。

クリスマス・イヴやクリスマスは、家族や恋人と過ごす人が多いです。クリスマスには、プレゼントを渡したり、ケーキを食べたりします。

また、日本ではクリスマスにチキンを食べる習慣があります。欧米ではクリスマスに七面鳥(turkey)を食べる習慣がありますが、日本では七面鳥が手に入りにくいため、代わりにチキンを食べるようになったとされています。

冬休み

日本の学校には、冬休みもあります。多くの地域では、12月23日ごろから1月7日ごろまでが冬休みです。雪の日が多く、寒さが厳しい北海道では、ほかの地域より少し長く冬休みを設けることがあります。

冬休みの期間には、クリスマスや年末年始の行事があるため、多くの人が家族や恋人と過ごします。

また、日本では1月から3月にかけて受験(entrance exam)が行われます。そのため、冬休みの時間を使って受験勉強に集中する学生も多いです。

忘年会

忘年会とは、1年の終わりに行う集まりのことです。忘年会は、1年の苦労や嫌なことを忘れるために行われるイベントです。

忘年会は、会社や学校、友人同士などで開かれます。形はいろいろですが、同じ会社の人や学校の友だちで集まって食事をすることが一般的です。

日本では、忘年会をすることで1年に区切りをつけ、新しい気持ちで新年を迎える習慣があります。

正月/大晦日

大晦日は12月31日、正月は1月1日〜1月3日です。大晦日や正月には、ほとんどの日本の企業が休みになります。

大晦日には年越しそばを食べ、正月にはおせち料理を食べる習慣があります。お正月には神社やお寺へ行き、新しい年の幸せを願う習慣があり、これを「初詣」と呼びます。

雪景色/スノースポーツ

冬になって気温が下がると、雪が降る地域では美しい雪景色が見られます。雪が降る地域では、1月〜2月にスキー場が開き、スキーやスノーボードを楽しむ人が訪れます。

また、2月のはじめごろには、北海道の札幌で雪まつりと呼ばれるお祭りが開かれます。雪まつりでは、アニメや漫画のキャラクターなどが雪で作られ、展示やライトアップが行われます。

雪まつりには、外国人観光客をふくめ、多くの観光客が訪れます。

成人式/はたちのつどい

成人式は、1月の第2月曜日に行われる、20歳になった若者を祝う行事です。以前は「成人式」と呼ばれていましたが、法律が変わり、成人年齢が18歳に下がりました。

そのため、20歳の人たちが集まる式は、「成人式」ではなく「はたちのつどい」と呼ばれるようになりました。「はたち」は20歳、「つどい」は集まりという意味です。

はたちのつどいに参加するのは、その年度に20歳になる人たちです。着物やスーツを着て式に参加します。式が終わったあとに、同じ小学校や中学校だった人たちで集まり、同窓会が行われることもあります。

節分

節分は、2月3日に行われる季節行事です。もともと節分は、季節が変わる日を意味するものでした。

そのため、春・夏・秋・冬それぞれに節分があります。しかし、日本では2月3日の節分が行事として定着しています。

日本では、季節の変わり目には鬼がやってきて、悪いことを起こす」と考えられてきました。そのため、鬼に豆をまいて追い出す習慣が生まれました。

最近では、節分になると家族で豆をまくことが多いです。豆をまいたあと、自分の年齢と同じ数、または1粒多く食べると、病気になりにくいという言い伝えがあります。

スーパーやコンビニでは、節分の時期に「恵方巻き」が売られます。恵方巻きは、幸運を呼ぶ食べ物として知られています。

ひな祭り(桃の節句)

ひな祭りは、3月3日に行われる季節行事です。桃の節句とも呼ばれます。

ひな祭りは、女の子の幸せと健康な成長を願って行う行事です。平安時代から続く行事で、ひな祭りには人形を飾る習慣があります。

人形を飾る理由は、女の子に起こる災いを、人形が代わりに受けると考えられているためです。また、ひな祭りには、ピンクや白のお餅や、ちらし寿司を食べる習慣があります。

まとめ

日本には春・夏・秋・冬の四季があり、自然の変化にあわせた季節行事が多く行われます。海外でも知られているクリスマスやハロウィンも、日本では広く行われている季節行事です。

海外から入ってきた季節行事でも、日本の文化が加わり、少し違う形で楽しまれています。

季節行事のなかでも、春のお花見、夏の花火大会、秋の紅葉狩りは、日本の季節の変化を楽しめる代表的なイベントです。

日本の季節行事に参加すると、日本の四季をより楽しめます。機会があれば、ぜひ参加してみてください。

Adeccoでは、日本で働きたい外国人の方と、日本の会社をつなぐサポートをしています。たくさんの外国人の方をフォローしてきた経験があるので、日本での生活に困った時も、丁寧に相談に乗ります。

日本で安心して生活をはじめたいなら、Adeccoへぜひご連絡ください。

おすすめの記事

外国人の方に大人気の日本食「お寿司」注文方法や食べ方、お店の選び方を紹介イメージ

外国人の方に大人気の日本食「お寿司」注文方法や食べ方、お店の選び方を紹介

詳細はこちら >

日本のセールとは?買い物がお得になる年間スケジュールと基礎知識を紹介イメージ

日本のセールとは?買い物がお得になる年間スケジュールと基礎知識を紹介

詳細はこちら >

在留資格「特定技能」とは?働ける仕事や取り方を外国人の方にわかりやすく説明イメージ

在留資格「特定技能」とは?働ける仕事や取り方を外国人の方にわかりやすく説明

詳細はこちら >